団体信用生命保険ってなに?? | コネクト西神戸店

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団体信用生命保険ってなに??

団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローン契約時に加入する保険です。保険の内容は、住宅ローン名義の契約者が死亡または高度障害状態になった場合、それ以降の住宅ローンの支払いが免除され、遺族に住宅を遺すことができるというものです。

 

住宅ローンの契約時しか加入できない

通常、団信は住宅ローン契約時にしか加入できず、中途付加はできません。金融機関によっては、一定期間の中途付加をキャンペーンの一環として実施している場合もありますが、一般的には中途付加はできないと考えておいたほうがよいでしょう。

 

住宅ローンの借り換え時に中途付加する方法

団信を付加するためのもっと確実な方法としては、住宅ローンの借り換えをすることが挙げられます。借り換えとは、新たに住宅ローンを申し込むことになりますので、いちから審査が必要となります。

その際に団信を付加すれば、中途付加という取り扱いではなく、「団信を付加した新規の住宅ローン」という扱いになります。

 

団体信用生命保険(団信)と生命保険の違い

団体信用生命保険は、その名のとおり「生命保険」の一種です。生命保険の中でも、死亡保障の部分にあたります。しかし、生命保険とは大きく違う点が2つありますので、以下にまとめます。

 

(1)保険金は保険会社から銀行へ支払われる

生命保険における死亡保障では、契約者が死亡した場合、死亡保険金は保険会社から遺族(死亡保険金受取人)へ支払われます。

一方、団信では少しお金の流れが違います。契約者(住宅ローン名義人)が死亡または高度障害状態になった場合に、その時点での住宅ローン残債を、保険会社が住宅ローンの引受先である銀行へ支払います。

これをもって相殺されるため残債は消滅し、以降の住宅ローンの支払いは免除されるということです。つまり、団信に加入していても、遺族には金銭としての支払いは一切ないということになります。

 

(2)生命保険料控除は適用外

団信は生命保険の一種ではありますが、確定申告の際に控除となる「生命保険料」には適用されません。団信にかかる税の優遇措置はありませんが、住宅ローン全体で考えると、住宅ローン控除などが該当します。

 

 

団信に加入しておくと、万が一の状態になった場合に住宅ローンの支払いが免除されます。住宅ローン返済は何十年にも渡って長く継続していくものであり、特に子どもがいる世帯では、返済時期と教育費のかかる時期が重なることも予想されます。自身の安心のため、家族の安心のために、住宅購入時には団信の加入を検討しましょう。

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