オープン外構とは、敷地の周囲に塀を造らない、開放的な敷地回りのことです。

道路や隣家から家が丸見えになる状態で、芝生や草木を植えたり、敷地境界には低木を配置するなど、敷地が広い欧米などの一戸建てでよく見られるスタイルになります。

デメリットとしては、「オープン」なので、通行人や近隣から敷地内が見えてしまい、覗かれたり、外部からの侵入も容易となるため、プライバシーの確保や防犯対策は検討する必要がでてきます。

日本では、塀や垣根等、隣との境を設けますが、その高さを低くしてオープン風にすることが多く、「セミクローズド外構」などと呼ばれたりします。

さらに、高い門扉やフェンス、塀などを設置し、道路など外部からの視線を遮断するタイプを「クローズド外構」といいます。