玉津エリアは、明石市の都心部に近く、古くから発展してきた地域です。
近畿地方で最も早くから水田稲作が行われており、町内全域から弥生式土器が出土しています。
枝吉城の城跡(写真)近くにある吉田郷土館には、付近の吉田遺跡などから出土した土器などが展示されています。
また平成9年、11年には弥生時代開始期(紀元前3世紀ごろ)の人骨が発掘され、平成11年に発掘された人骨からは、鹿角製とみられる指輪が6個、指にはめている状態で発見されました。
指輪の発見は近畿地方では初めてで、指にはめられた状態での出土としても全国最古例です。
その他、王塚古墳などの貴重な遺跡も残されています。